昨日の14:46はバイト仕事に没頭していて、気付いたら過ぎていた。10年だから何かしたということは、外面的には特になし。
10年前のログは今でも読める。3月11日だけでなく、1,000円で高速道路を走れる制度を利用して5月3〜5日に飯坂、秋保、鳴子の東北三名湯を巡り、古川・仙台・郡山と見て回ったのも思い出深い。
仙台東部道路を走りながら見た海側の「茶色」はたぶん一生忘れない。当日のログより。
災害復旧作業の邪魔になるので今回は沿岸部に全く近づかなかったが、帰りの仙台付近は東北道ではなく、仙台北部道路→三陸道→仙台東部道路→仙台南部道路と海沿いを回ってみた。仙台北部道路も壊れ方がかなりひどい。段差多し。仙台東部道路は津波が押し寄せた所。道路の西側(仙台市街側)は普通の景色だが、道路の東側は一面が茶色だった。ひび割れた茶色い泥が地面を覆っていて、撤去された瓦礫と流木が小山になってたくさん置かれている。壊れた自動車があちこちに放置されている。荒涼とした中に仮設の電柱で電線が張られていて、生きた文明の臭いを感じさせるのはそれくらい。初めて見る風景だった。