しぶんぎ社
—
by
辞書ではたいてい「じょおう【女王】」で立項されている。椎名林檎ファンなら誰しも、「歌舞伎町の女王」と書こうとして IME が「女王」をすんなり出してこないので「ん?」と迷った経験が一度はある。これについての飯間さんの解説。
エリザベス女王に哀悼の意を表します。「女王」は「じょおう」か「じょうおう」か、見坊豪紀は1975年、女王来日の際に放送を観察し、アナウンサーも昭和天皇も「じょうおう」と発音することを記録しています。「女」の「ニョ」の音が慣用で「女房(ニョウボウ)」となるようなものと考えられます。 pic.twitter.com/3dPpm5f9Zv— 飯間浩明 (@IIMA_Hiroaki) September 9, 2022
エリザベス女王に哀悼の意を表します。「女王」は「じょおう」か「じょうおう」か、見坊豪紀は1975年、女王来日の際に放送を観察し、アナウンサーも昭和天皇も「じょうおう」と発音することを記録しています。「女」の「ニョ」の音が慣用で「女房(ニョウボウ)」となるようなものと考えられます。 pic.twitter.com/3dPpm5f9Zv
なるほど。しかし「女房」は辞書ではもっぱら「にょうぼう」で立項されていて、「にょぼう」はすでに絶滅している。女房に比べて女王はまだ音の変化が進んでいないということなのか。