林檎さんのCD特典3

特典グッズはデザイン修正。アルバム自体も発売延期。

椎名林檎 オフィシャル・リミックスアルバム 百薬の長 【UNIVERSAL MUSIC STORE限定盤】付属グッズに関するお詫びと発売日変更について – UNIVERSAL MUSIC JAPAN

別の特典だった巾着袋のデザイン(分子模型のような絵柄)を、問題視されていたカード入れ・マスクにも流用。

アルバムのジャケ写も Now Printing に変わっているので、どこかに赤十字が入っていたとか、何か差し替えが必要になったのかもしれない。

特典の制作は予想通り、黒猫堂ではなくレコード会社が担当したとのこと。しかしまあ、林檎さんのコメントも何か一言あった方が印象がましになる気はする。

そもそもリミックス盤という企画自体が、アーティスト側ではなくレコード会社主導で出る話だと思うので、黒猫堂側も、特に積極的に出したかったわけでもないリミックスアルバムがこんな顛末になって正直迷惑してる、くらいかもしれない(無根拠の推測だが)。

たいていこういう企画盤は、オリジナルの新譜がなかなか出ないアーティストに対して、契約枚数を満たす目的でレコード会社側から「そろそろ何か出せませんかねぇ」とか催促があって、「じゃあ新曲は無理だけど、リミックスなら依頼先を人選してトラックのデータ渡すだけだから」みたいな感じで作られる——と言われるじゃないですか。レコード会社移籍が決まった後に出るベスト盤とかもそう。なので、黒猫堂としては、ディレクションしていないのに責任を問われて林檎さんの名前に傷が付くのはかなり不本意ではないか、と推察する。