ガム

歯の詰め物が何度か取れて以来、20年くらいガムは噛んでいなかったが、最近また噛み始めた。

口唇期への固着があるのか、仕事をしているときにどうも何かを口に入れたくなる。喫煙の習慣はないので、深夜にお菓子などを食べながら書くことになる。そんな生活をしていたら、体重増がえらく気になってきた。肌の調子も悪くなり、良いことがない。

シュガーレスガムであればほぼカロリー摂取にはならず、虫歯の心配もない。適度に顎関節の運動になる気もする。

最近のボトルガムには捨て紙が付いていないことがある。毎回ティッシュ1枚に包んで捨てるのももったいない。なんか薄くて、ある程度の防水性があるような紙…と考えて、100円ショップで安いクッキングシートを一巻き買ってきた。これを数cm角に切ってガムの捨て紙にしてみたら、なかなかいい感じ。

噛み始めた最初の数日は、うっかり舌や唇の内側を嚙んで傷を作ってしまうことが何度もあって、大変ショックだった。子どもの頃からガムを噛んでいてそんなへまをした経験は記憶にない。

頻繁に口内を嚙んでしまう場合、「太ったせい」というのがありがちな理由の一つらしい。思い当たる節がありすぎる。

しかし今日は一度も口内を嚙む失敗はしていない。勘が戻ってきたのかもしれない。在宅仕事だと人と話す機会も減るので、放っておくと顎や舌を使う能力も衰えるのかも。

ちなみにこれは南天のほ座〜とも座にあるガム星雲(赤い円形の星雲)。Gumさんという人が発見したのでこの名が付いていて、嚙むガムとは無関係。古い超新星残骸で、視直径30度以上ある。

Red Bloom above Cerro Tololo | NOIRLab