クーラント漏れ

久々に車を動かして、ガソリンスタンドで給油していたら店の人から「なんか緑色の水が出てますけど、大丈夫ですか」と言われる。慌てて確認したら、確かにエンジンルームの直下に緑色の血だまりが。ボンネットを開けたら、ラジエーターキャップから噴いた痕跡があった。

まだ湯気は出ていないので何とか自走できるかな、と判断し、なるべく回さないようにして行きつけの店へ。見てもらったところ、「クーラントが全然入っていない」「ボコボコ沸騰している」とのこと。冷却水不足によるオーバーヒートである。危ないところだった。

スタンドで漏れた量はラジエーターがすっからかんになるほどではない気がするので、スタンドで漏れたのが直接の原因ではなく、その前からかなりの量が抜けていた可能性がある。2007年に一度オーバーヒートしているが、そのときはサーモスタットの故障で冷却ファンが回っていなかったのが原因だった。今回はファンは正常に回っている。ラジエーターキャップのパッキンが少し割れていたのでとりあえず交換してもらい、水を入れてもらって帰宅。数日おいて水面が下がるようならどっかで漏れているはず。

そういえば、走っている最中に甘い匂いを感じることが数年前からあった。よく考えたら、あれはクーラントが熱せられた匂いだよなぁ。年単位で漏れていたのかも。やはり自動車学校で習う通り、ちゃんと運行前点検をしないとダメだな。

ちなみに、水温計はずっと正常値を指していたのだが、店の人曰く、「クーラントが抜けた状態だと針が正常に動かないから、あれは『水量』の目安にはならない」とのこと。