限定盤の方に付いている特典のカード入れがヘルプマークに酷似していて紛らわしい、けしからん、と燃える事態に。
ヘルプマーク、赤十字マークに酷似した椎名林檎グッズに「誤認を招く」「やめてほしい」と批判の声続出 アルバム限定版に付属(1/2 ページ) – ねとらぼ
物はこんな感じ。
カード入れなのでサイズや縦横比はヘルプマークとほぼ同じ。まあパッと見で区別が付かないのでこういうのは NG でしょうね。法令的にダメではないかもしれないが、本当に援助が必要な人と区別が付かなくなるので好ましくない。
FC やライブの物販グッズと違い、CD の購入特典は所属事務所ではなくレコード会社が主導して作る気がする。売り物ではなく無料の「おまけ」なので、レコ発に伴うグッズはたいてい、物販のグッズより安っぽく、デザインもさほど気合を入れていないものが多い。そんなこともあってチェックが甘くなったのかなという感想。
いっそ、林檎マークを入れたパロディではなく本物のヘルプマークを特典とすればまだよかったか、とも思うが、必要でない人がファッションで付けるようになってしまうからそれもダメか。
なお、ヘルプマーク自体は自作してもよいらしい。ただし規格はかなり細かく決まっていて、自治体が配布しているものと材質も含めほぼ同じものしか実質的に作れない感じ。
赤十字マーク自体も、救護活動をする組織に限るなど、使えるケースは決まっているそうで、「下剋上エクスタシー」(2000年)のときにも問題視された記憶がある。あのときも赤十字のピンバッジがグッズにあったけど、あれは文字が入っているから OK だったんだろうか。
しかし、あの時代からもう20年かよ…。