徘徊、SUZURIセール

深夜にコンビニに行く途中、自販機のある場所で若いお兄さんとおばあさんを見かけた。連れではなく、自分の家が分からなくなったおばあさんが、たまたま飲み物を買いに来たお兄さんに声をかけたらしい。

おばあさんは受け答えはできるものの、内容は不可解。「家に戻ったが、ドアに鍵がかかっていて開かない」「旦那が寝ているはずなんだけど」など。

Tシャツ一枚で、室内用っぽいスリッパを履いていて、下半身に何も穿いていない状態。お兄さん曰く、家の場所を聞いたら、2kmくらい離れた所っぽいと。そんなに歩いてきたのか。手提げ袋を持っていたので「これは何ですか」と聞いたら「お弁当を入れるやつ」とのこと。おそらく「まだら」な認知症で、就寝中かトイレで用を足しているときに、何かのスイッチが入って家を出てきてしまったふうに見える。

「どうしよう」とどこかに行こうとするが、すでにお兄さんが警察に電話済みだったので、「お家が分かる人がもうすぐ来てくれるそうですから、ちょっと待っていましょうか」と言ったら「ああそう」と少し安心したようだった。お兄さんが飲み物を買っておばあさんに飲ませた。

間もなく警官が来たが、パトカーではなくバイクだった。バイクじゃ連れて帰れないだろう。応援がもう一人来たので後は警察に託した。


SUZURIが月曜までセールをやっているおかげで、周期表マグカップなどが売れた模様。ありがとうございます。